明けましておめでとうございます。2011年。うさぎ年が幕を開けました。「Year of the Rabbit 2011」と、ミッフィー(うさこちゃん)も新年のごあいさつに来てくれました。
でも、なんだかすっきりしない気分です。年末年始にかけて山陰地方を記録的な大雪が襲いました。元日の新聞を開くと、各紙の社説の書き出しはこんな調子です。
「めでたいとは言い難い年明けだ」(日本経済新聞)
「四海の波は高く、今にも嵐が襲来する恐れがあるというのに、ニッポン丸の舵取りは甚だ心もとない」(読売新聞)
「なんとも気の重い年明けである」(朝日新聞)
これでは、勢いよくぴょんぴょんと駆け出そうにも、腰砕けになってしまいますよね。みんな、このままではダメだとわかっているのです。でも、どうすればよいのか。見上げれば、鉛色の空。静かに雪は降り積む、といったところでしょうか。
こんな時こそ、人生の先輩でもあるディック・ブルーナさんの声に耳を傾けてみませんか。
「これからも『もっともっとシンプルに』と自分を研ぎ澄まし、自分のスタイルを追い求めるでしょう。でもこれは、『昨日よりもっとよい結果を出したい』ということと同義です。けっしてぼくだけにかぎったことではなく、立場や目指すものは異なっても、多くの人がもっている気持ちのはずです。
たとえばテニスやサッカーの選手もそうでしょうし、学生さんにも、会社勤めの方にもあると思います。昨日よりもっとがんばろうと思う熱い気持ちと努力を継続していくことができれば、だれもが平等に輝くことができると、ぼくは信じています」
「今日よりももっといいものを。もっともっとシンプルに」
(『ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと』講談社から)
そうです。シンプルに行きましょうよ。一人ひとり、ほんの少しでいいのです。自分のできる範囲で力を尽くして、みんなが輝ける世界にしませんか。「ゴーゴー・ミッフィー展」は、そんなブルーナさんのメッセージがこもった展覧会でもあるのです。
ミッフィーといっしょに一年を素敵な年にしていきましょう。みなさんで力を合わせてね。
