6月21日はミッフィー(うさこちゃん)のお誕生日です。おめでとう。
作者のディック・ブルーナさんの公式サイト(http://www.miffy.com)などを読みますと、最初の彼女の絵本がオランダで出版されたのが1955年6月21日ですから、今年で・・・。おっと、女の子のお年を数えるなんてやめましょう。
この子は永遠の子ども。自分が小さなころなら同じ年ごろのお友達ですし、こちらが大人になってしまってからも懐かしい幼なじみです。絵本を開くたび、一人ひとりの特別の思い出の時間と場所に連れて行ってくれる。まるでタイムマシンのような絵本だと、僕は思うのです。
さて、そこで今年の6月21日にはどの絵本を読もうかなと迷って、家族そろってお誕生日のパーティーを開く『うさこちゃんのたんじょうび』(福音館書店)にしました。
お誕生日にお気に入りの花柄のワンピースでおめかししてお友達と遊び、お父さん、お母さん、それからおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にお祝いをします。お祝いの席には、おばあちゃんから手渡されたプレゼントのくまちゃんも一緒です。隣に座っているおじいちゃんのなんともうれしそうな顔。よく見ると、おじいちゃんのネクタイには黒地に小さな黄色い点がついています。プレゼントの黄色いくまちゃんを意識したネクタイなのでしょうか? なかなかおしゃれなおじいちゃんですね。
いつか僕もおじいちゃんになれば、孫の誕生日にいそいそと出かけるのかもしれないな。今の僕がこの絵本を読んで思うのは、そんな将来のこと。孫の誕生日にはブルーナさんの絵本を読み聞かせてあげようかな。贈り物は何にしようか。たわいもないことを想像しては、つかの間の夢を見ているのです。
ほらね、やっぱりブルーナさんの絵本はタイムマシンでしょう。読んでいると、未来にも連れて行ってくれるのですから。
