各地を旅した「ゴーゴー・ミッフィー展」が16日、ひろしま美術館(広島市中区)にやって来ました。会期は8月28日までです。今回が最後の展覧会場となりますのでお見逃しなく。
ひろしま美術館を上から見ると、城壁のようにぐるりと取り囲む白い建物群の真ん中に緑の屋根の円い本館があります。「ゴーゴー・ミッフィー展」は本館の奥にある長方形の展示室で開かれており、緑豊かな中庭を見ながらプロムナードを進んでいきます。
おやっ。途中の壁に55本のろうそくをたてた大きなお誕生日ケーキの絵が飾ってあるではありませんか。何だろう?
近づくと、そこもかわいい展覧会場でした。プロムナードの回廊パネルで「こどもミッフィーてん」が開かれているのです。
「こどもミッフィーてん」は、その名の通り子どもたちによる手作りのミッフィー展です。広島YMCAで毎週土曜日に開かれている「サタディパッケージスクール」で学ぶ17人の小学生が、2カ月半かけて絵を描いて準備してくれました。すてきなプレゼントにミッフィー(うさこちゃん)はきっと「ありがとう。とってもとっても、うれしいな」と大喜びしていることでしょう。
広島YMCAのお話によると、ひろしま美術館で開かれる展覧会に合わせて、これまでも子どもたちが描いてきた絵を紹介する子ども展覧会を続けてきました。美術館で開かれる展覧会のテーマに沿って何をどう描くのかを考え、できあがった絵をプロムナードで展示してきました。
ちなみに最初の子ども展のテーマは「りんご」でした。洋の東西を問わず描かれてきた「りんご」を主題にした作品を集め、2005年に開かれた「りんごの秘密」展にちなんだのだそうです。
この話を聞いて僕は「えっ。始まりは、りんごだったのですか?」と問い返してしまいました。なんという偶然でしょう。みなさんもご存じのように、ミッフィー(うさこちゃん)の作者ディック・ブルーナさんが最初に発表した絵本が『りんごちゃん(第1版)』(1953年)でした。
『りんごちゃん』から始まって、120冊以上の絵本をつくり続けるブルーナさんのように、子ども展も長く長く続いていくといいですね。
そうそう。今回の「こどもミッフィーてん」にはお誕生日ケーキの絵を含め46点が展示されているのですが、ほかにもかわいい絵がいっぱい。それから、とびきりすてきなエピソードもね。
続きは次回のブログで。
